ロレックス・エクスプローラーを巡る旅、惹かれる理由とは。

とにかく時計と靴だけは良いものを身に着けなさい

昔からある親から子への教えのひとつ。

この考え方はある程度、市民権を得ているのではないでしょうか。実際、高いパソコンやカメラより、時計の方が世の奥様方の理解を得やすい気がします。

ひとくちに良い時計と言っても、良いものが何なのかまでは誰も教えてくれません。

20代の時、独身をいいことに、何度も高級時計を買おうとしました。タグ・ホイヤー、IWC。

結局、自分が本当に必要としているモデルが分からず、その時は、社会人として、着けていても恥ずかしくないであろう国産のセイコーの時計を購入しました。

30代になり結婚し、自分自身の価値観の変化、様々な方の価値観や良いモノに触れる中で、「自分が本当に必要とする良い時計とは」に対する回答へ確信が持てるように。

道具として長く使えること
シンプルなデザイン
黒の文字盤

いくら良いモノを持っていても、持ち出さないのは本末転倒だから。気兼ねなく、どんな服装にもあうモノが欲しい。

黒の文字盤にこだわるのは、黒色が好きだから。

黒を巡る旅、もう色選びで迷わない

いくつもの紆余曲折を経て、購入したいと思えたのはロレックス ・エクスプローラーというモデル。

メーカーとしてロレックスを選んだのは、ファッションに明るい方のアドバイスを素直に受け止めたから。

元日本代表の長谷部誠選手と作家の松浦弥太郎さんもロレックス時計を愛用しているというのも影響が大きい。

数あるモデルからエクスプローラーl (Ref : 214270)を選んだのは、高級であることの価値をデザインの奇抜性に求めないように気をつけたから。

「せっかく高いモノを買うのに、シンプルなデザインではつまらない」

と思うかもしれません。

そんな想いをグッと堪えて、シンプルなデザインのモデルを選ぶのです。

神は詳細に宿る

シンプルな定番モデルはそれだけにデザインとしての完成度が高いはず。それが上手く説明できないのは、スペックによるものではなく、感性に訴えてくるものだから。

結局、シンプルなデザインには飽きは来ないし、どんなシチュエーションでも、どの年代になっても、どんな服装でもサマになる。

決して安くはない金額。それでも、店頭でモデルが見つかり次第、今回はまったく迷うことなく、購入すると思います。