今年になって自分の中の最大の変化は財布の中のクレジットカード。
海外での旅行や暮らしていくのにあたって、必需品です。そして、もう日本の買い物もほとんどを現金でなくクレジットカードを使っています。
当初はその利便性故に使い過ぎを心配しましたが、
- 自分が何に対して対価を払うのか明確な軸を持っていること
- アプリなどで月の明細が簡単に見れることから、逆にしっかりと管理ができること
などから、今ではもうクレジットカードの虜です
一方で、世の中にはたくさんの種類のクレジットカードがあって、どれを普段使いにしようか悩んだことのある人は多いはず。
ご多分に漏れず、僕も還元率、ステータス、年会費などをいろいろ調べ、自分にとってベストなクレジットカードを模索していた時期がありました。
最終的に自分の中でしっくりきたのが、「使う頻度の高いサービスのクレジットカードを選ぶべき」ということ。
結局、満足度というのはコスパに代表されるような定量的なものではなく、使ってて楽しいという定性的な感覚に左右されるもの。
僕はジャカルタ赴任前は横浜駅周辺に住んでおり、買い物には駅近のマルイをよく利用していました。
当時はまだユニクロもマルイ内にあったし、私服はHARE、スーツはコムサ、ちょっと奮発したい時はポール・スミスというように20代の僕の価値観にピッタリの買い物で楽しめました。
特に、マルイの新テナントの企画の座談会に参加する程、かなりヘビーユーザー。
今でも、横浜マルイの6階の雑貨売り場には僕の声が少し反映されているはずです。
そして、赤いスタンダードのマルイのクレジットカードも、マルイ以外の支払いにも使っていたことから、次第にゴールドカード、そして、気づいたらプラチナカードまで上り詰めてしまった程。
特に店舗のエポスカード窓口は非常に便利ですね。カードを紛失した時も、その場で即座に新しいのを発行してもらえました。
けれど、時が経ち、30代になると、
- 横浜のユニクロ・マルイ店が閉店
- HAREは30代の自分には若すぎるスタイルに思えてきた
- 仕事着に必要なスーツは一通り揃え終わった
- ちょっぴり贅沢な服はポール・スミスよりブルックス・ブラザーズで探したい
- プラチナカード付帯サービスを必要とするシチュエーションがほぼない
っという環境と心境のダブル変化で、マルイから自然と足が遠のき、マルイのエポスカードをメインカードとして使う必要性が薄れることに。
そして、今年からマルイのエポスカードの使用を辞めて、代わりにANA・ゴールドワイドカードをメインカードとして使うことに。
それは、
- 今後もジャカルタ-日本の行き来があること
- ジャカルタには羽田発のANA便が便利であること
- ヨーロッパへの出張が時々あること
- 嫁の実家への帰省には国内便を使うこと
- まとまった休暇には貯まったマイルでお得に海外旅行へ行きたい
要は飛行機に乗る機会がたくさんあるのだから、航空会社のクレジットカードを利用をすることで、恩恵を最大限、受けてしまえというもの。
入会金、退会手数料などかからないのであれば、ライフステージに合わせて、メインのクレジットカードを柔軟に変えていくのも、毎日のお買い物がちょっぴり楽しくなる術のひとつだと思います。