レイザー&ブレードビジネスモデルの斜め上を行く、ミューレのカミソリ

レーザーブレードモデルは、最初に購入される製品を安価で提供し、その後の消耗品や保守サービスで継続的に儲けるビジネスモデルのことである。

投資の神様こと、ウォーレン・バフェット氏もそのビジネスモデルの優位性から、カミソリの販売を行うジレット社の大株主になったのは有名な話だ。

ここでのポイントはカミソリ本体は格安で販売し、消耗品であるカミソリ刃で儲けることにある。

今回は、「毎日使うものこそ、自分のお気に入りのモノを。」という信条を盾に、カミソリ本体も高いものを購入したという話である。

ミューレのカミソリ

ミューレのカミソリを知ったのは、ハーフのような出で立ちで、10代のようなあどけなさの残る青年の朝の忙しい一コマを切り抜いた雑誌「POPEYE」の写真だ。

芸術品のような綺麗な曲線を描くフォルムに一目惚れしてしまった。

刃はfusionの替刃に対応しているので、意外と経済的であるというのとは主張しておこう。

手に持った時の重量といい、良い道具そのもの。さすが、ドイツのブランドだ。

おまけ

カミソリは毎朝使うものだ。

お気に入りの一品を手に持つことは決して高い買い物ではないし、ちなみに、シェービングフォームもお気に入りがある。

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のシェービングフォームを選んだ理由

もう、毎朝、起きるのが楽しくもある。