【釜山】4泊5日ひとり旅、旅をもっと「旅」らしく

雑誌POPEYEを定期的に購読しようと思ったのは2018年11月号の「一人旅に行ってきます。」という特集がきっかけ。

行き先は本号でも特集されていた韓国・釜山。

旅行ではなく、あくまで一人旅。
この「旅」感を演出するために拘ったこと。
旅をもっと旅らしく。

スーツケースではなく、ボストンバッグ

鞄はフレッドペリーの黒いボストンバッグ。インドネシア・ジャカルタのプラザスナヤンというモールで購入したもの。

着替えや洗面用具などの最低限を放り込むだけで、旅支度を整える。この「モノをバッグに放り込む」という乱雑な所作が旅感を助長してくれる気がする。

「好きなブランド」と「好きな色」のバッグ。旅のテンションをあげてくれる最高のオトモである。

航空便ではなく、船便

海外という漢字があてがわられている様に、
日本は海に囲まれた島国。

陸続きで外国と接していない我が国は、海を飛び越えて渡航しなくてはならない。

バックパッカーのバイブルとして人気の沢木耕太郎さんの『深夜特急』。インドのデリーからロンドンまでを夜行バスのみで旅するという紀行小説である。

それから、船便で海外へ渡航するということに憧れを抱いていたので、釜山への交通手段は迷わず、高速船・ビートル。

福岡港から釜山港まで、約3時間。
船旅という要素は旅を旅らしくさせてくれる気がする。

まっすぐ歩く

僕は小さい頃に「ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ」という絵本が好きでよく読んでもらっていました。

それなら何十年と経った今、僕は初めての土地で、当てもなく、とにかくまっすぐ歩いた。

この幼少の頃に刷り込まれた話が、もっと旅したいという気持ちの原点なのかもしれません。

迂回せずにまっすぐ歩いた先に感動があるし、その道中には戸惑うことも多いけれど、それこそが人を成長させてくれる。

絵本は人生の酸いも甘いを優しく訓示してくれます。

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「フレッドペリー」と「黒色」に込めた想いは
こちらの記事で綴っていますので、是非。

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黒を巡る旅、もう色選びで迷わない