旅先でまず向かうのは、高台やタワーなどの「街を見下ろせる場所」。
旅する街を見下ろし、
景色を目の裏に焼きつかせる。
その光景が地図とリンクすることで、初めての場所も少し自分の街へと近づく。
これまでの旅も必ずと言っていいほど、まずは街の景色を見に行っている。
こういう自分なりの観光ルールを持っていると、旅の始め方に迷わなくて済む。
韓国・釜山でも、まずは街のシンボルでもある釜山タワーへ。
釜山タワーがあるのは南浦洞(ナンポドン)という釜山でも人気の繁華街。
ショッピングストリートの脇にあるエスカレーターで一気に釜山タワーのある公園へ。
展望台の高さは118メートル。展望台からの景色は釜山は自分が想像していた以上に建物がびっしり。
アーケード街は国際市場・富平市場。
右手のずっと奥の方には海雲台方面のビル群も。
日本の風景と似通っていて、どこか違う。
パラレルワールドに迷い込んだような不思議な感覚。
よく晴れていて、空気が乾燥しているので、遠くの景色までクリア。
釜山はアジアを代表する港町。
コンテナ貨物扱量は日本のどの港よりも多い。
この日もたくさんの船が海上を行き渡ってました。
街を見下ろしながら、この5日間をどのように練り歩くかぼんやり考える。
これが僕の旅の始め方。
地球の歩き方 D 34(2017~2018年 /ダイヤモンド・ビッグ社/地球の歩き方編集室
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