平成という時代が終わり、
来月には「令和」という時代へと移り変わる。
平成の30年間はお洒落カフェが躍進した時代でした。
スターバックスを始めとしたシアトル系コーヒーが日本各地へ浸透し、家と学校・会社とは別の居場所、「サードプレイス」という役割を果たすようになったり、
シングルオリジンと呼ばれる単一農園から収穫されたコーヒー豆にこだわる「サードウェーブ・コーヒー」の躍進。
コーヒーの楽しみ方の多様化も進んだ平成でした。
事務所内で簡単に楽しめるインスタントコーヒー。
焙煎仕立て、挽きたて、淹れたてを身近に楽しめるコンビニのコーヒー。
チェーン店の安心感のある空間で提供されるいつものコーヒー。
厳選された豆からバリスタが丁寧に淹れてくれる一杯のコーヒー。
次世代の「令和」のコーヒースタイルがどういうものになるのか今から楽しみ。
新しい時代に入るからこそ、見直されるべきはレトロな雰囲気の中、マスターが入れてくれる昭和文化の喫茶店ではないでしょうか。
白楽・商店街の小道に佇む珈琲文明
白楽駅から徒歩4分の商店街内にある「珈琲文明」。
オーナー1人で切り盛りしていて、サイフォンで一杯一杯丁寧に淹れているため、ゆったりと過ごしたい方にオススメな純喫茶。
サイフォンの淹れ方はちょっとした理科の実験のようで、見てるだけでワクワク。
2階もあり、全部で27席。
みんなでワイワイというより、雑誌でも読みながら、まったり過ごす方が店内の雰囲気に馴染めそう。
冬はちょっと足元から冷えるので、ブランケットを持参すれば長居できること間違いなし。
珈琲文明の定番メニューの「文明ブレンド」。重厚な深煎りが特徴。
サードウェーブコーヒーで好まれるフルーティーな口当たりの浅煎りより、僕はコクが効いてる深煎りのコーヒーが好き。
コーヒーメニューは文明ブレンドの他に、白楽ブレンド、ロイヤルブレンド、クイーンブレンド、アイスコーヒー、シングルオリジンコーヒーも。
充実のサイドメニュー
サイドメニューはチーズケーキ、チョコレートケーキ、カレーパン、珈琲ゼリーも。
この日はチーズケーキをオーダー。
コーヒーとチーズケーキはよくあう。
チーズケーキと並んで、カレーパンも人気のよう。
完食した人はエンマ台帳に名前とコメントを記入できる喫茶店の雰囲気から浮いちゃっている「地獄のカレーパン」が気になる。
おまけ
昭和文化ぎ単なる過去のものから、一周回って、「新しい」という時代の巡り合わせ。
店舗情報
文明珈琲
12:00-20:00
水曜・第3火曜定休
東横線・白楽駅から徒歩4分
週末の横浜駅でカフェ難民に陥った時には、東横線で5分の白楽駅までついつい足を運んじゃいます。