僕も流行のうねりに飲み込まれ、キャンプがしたくなった。
「夜、寝る前はネガティブなことで頭がいっぱいになってしまう」と言う弱気な妻の隣で、寝る前の僕の脳内はキャンプというワードで溢れんばかりだ。
そう言う気持ちへ拍車をかけたのは先日行った、箱根園でのコテージ宿泊。コテージでのBBQ はお手軽なホットプレートだったが、自然に囲まれた空間で過ごした時間は至福そのものだった。
箱根園でのコテージ宿泊
キャンプへ行きたいという熱量とは裏腹に、結婚祝いで友人から貰ったスノーピークのチェアが二脚あるだけで、テント、寝袋をいっさい持っていないというありさま。
キャンプサイトでのレンタル品は上手く使いこなせるか未知数だったので、まずは雰囲気だけでも味わうために、プリンスグランドリゾート箱根園内にあるコテージで宿泊することに。
梅雨が明け本格的に夏が始まった7月、日中は暑いのではないかと危惧していたのだが、箱根園コテージは山の中腹に位置し、林間のお陰で日陰になっていたため、ひんやりと快適に過ごすことが出来た。
コテージのベランダにあるテーブルの下にAC100Vの電源が備えてあり、ホットプレートでのBBQが出来る仕様になっている。
テントを張り、炭や薪に火を起こして…という描いていたキャンプ像とはかなりかけ離れてしまっている。
キャンプの楽しみのひとつと言えば、新たに手に入れたギアの導入だ。コテージ宿泊だったが、ちゃっかり新しいギアを購入したのだった。
今回、デビューしたギアはスノーピークのマナイタセット。お気に入りの道具で野菜を切っているだけで楽しい。
駒ヶ岳登頂
翌日、更なる涼を求めて、駒ヶ岳の山頂を目指すことに。いきなり山登りはハードルが高いので、ケーブルカーで一気に登頂へ。
山頂へ着くなり、天空の世界が広がっているような神秘的な光景が目に飛び込んでくる。
下に目をやると、芦ノ湖とそれを取り囲むゴルフ場が広がる。
箱根神社の奥宮である「箱根元宮」という神社が山頂にある。幸運にも、この日は月に一度の「月次祭」で参拝のできる日だった。
山頂は陽射しがあるものの、ヒンヤリした風が吹いており、カップルも、大学生も、家族連れも、みな思い思いに涼を楽しんでいた。
おまけ
今回、自然の中での食事、山頂からの景色と涼を手軽に楽しむことが出来た。
ゆくゆくは山登りからのベースキャンプもやってみたい。満天の星の下、焚き火して朝を迎えたいのだ。
毎晩、脳内にはキャンプというワードで溢れる日々が続きそうだ。