いつかは行きたいね。
ジャカルタがあるジャワ島で随一の観光名所となっているボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡。
ジャカルタに暮らし始めて、いつでも行けるからと思っている間に1年以上経過していました。
ある日、「今行かなきゃ、ずっとこのままだ」という転職サイトにありそうなキャッチーな謳い文句が頭を駆け巡り、週末の土日を利用して行くことに。
まずは航空券から抑えるのが定石。
エクスペディアでガルーダ・エアーの早朝の便を購入。インドネシアを代表する航空会社、ガルーダ・エアー。せっかくの旅行、LCC便を使って中途半端に後悔したくない。
ガルーダはヒンドゥー教に登場する神様の乗り物。プランバナン遺跡はヒンドゥー教の寺院なので、ガルーダ・エアーで訪れるべき。
続いて、ホテルの部屋をおさえる。
ジョグジャカルタ市内にあるハーパーマンクブミ・ホテル。
エクスペディアのポイントを使ってお得に宿泊できた他、エクスペディアのゴールド会員のためか、無料でスイートルームにグレードアップ。
1泊2日の宿泊でこの部屋の広さはいらない。洗面台が2つ備え付けられていたのは便利であったけど。
お風呂にお湯をためようとすると、若干、お湯が濁っていたのでシャワーだけに。この点を除けば、朝食のブッフェは種類あるし、フロントの対応もハキハキしていて、よかった。再訪したら、宿泊したいと思う。
最後に、遺跡への交通手段を確保する。
日本語ガイド付きのチャーターカーを馴染みのあるエイチ・アイ・エスで申し込む。
オプショナルツアーを2人分申し込むよりもお得だし、スケジュールの融通も効くし、日本語ガイドが丁寧に案内してれる。
2時半に起床して、身支度を整え、空港に向かう。空港へ向かう道がたまに渋滞している場合があるので、ちょっと早めを心がけている。定刻通り、ジャカルタをAM5:20に出発することができた。
飛行時間は1時間ちょっと。機内はぐっすり眠っている間にジョグジャカルタに到着。ローカルな雰囲気の空港が旅感を助長させてくれた。
空港からハーパーマンクブミ・ホテルまでタクシーで向かった。ホテルで、荷物を預け、軽装への着替え、トイレを済ませて、エイチ・アイ・エスで申し込んだ日本語ガイドとドライバーをホテルのロビーで待つ。
市内からボロブドゥール遺跡まで1時間半ぐらい。日本語ガイドと親交を深めつつ、ジャカルタとは一味違う街の景色を楽しむ。
世界的に珍しいピラミッド型の寺院。
思い立ったら吉日。
ボロブドゥール 遺跡に着くなり、これは正解だと確信した。
【ジョグジャカルタ】世界最大級の仏教寺院・ボロブドゥール遺跡巡り
ジャコウネコのお腹を発酵させるという過程を経て、作られるルアック・コーヒー。ムンドットゥ遺跡近くのお土産屋さんで試飲させてもらいしばし小休憩。
日本語ガイドに近くの観光客向けのレストランに連れて行ってもらう。ジャワカレー、サテというインドネシアの焼き鳥を頂く。
ジャワカレーのチキンがよく煮込まれていて、甘辛でご飯がよく進んだ。
ボロブドゥール 遺跡からプランバナン遺跡までは車で2時間弱ぐらい。お腹も満たし、車内で熟睡。起きた時には綺麗な田園風景でプランバナン遺跡まであともうちょっと。
今日のハイライトはボロブドゥール遺跡だと思っていたが、プランバナン遺跡の雰囲気も好き。
その後、丘の上にあるラトゥ・ボコ遺跡へ。芝生に座りながら、夕日で茜色に染まる空をぼーっとみながら、一日を締めくくる。
【ジョグジャカルタ】プランバナン遺跡巡りとラトゥ・ボコ遺跡のサンセット
目覚ましをかけずに起きたら9時。朝食が10時までだったので、ギリギリ。部屋に戻って、身支度を済ませ、チェックアウトと同時に荷物を預ける。
線路を渡り、マリオボロ通りからクラトン(王宮)を徒歩で目指す。
クラトン(王宮)で消化不良だったので、さらに奥のタマン・サリへ。
ホテルへ戻る時はペチャという2輪タクシーに乗る。
よく冷えたスプライトを片手に、風を受けながら、目の前の景色が変わっていく。これが一番楽しかった。
楽しかったひとときもあっという間。夕方の便でジャカルタへ戻る。
帰りの機内から、ジャワ島を代表する活火山・ムラピ山(写真右)と夕日を拝む。右側の窓席オススメです。
あまり下調べもせずに臨んだ1泊2日弾丸旅行であったものの、非常に濃い時間となった。
思い立ったら吉日。確かなことわざ。