ライカM型カメラにサイズがピッタリな土屋鞄のショルダーバッグ

何か新しいモノを買うと、それが呼び水となり、周辺アクセサリが欲しくなる。まったく困ったものだ。

先月、ライカの機械式カメラ「M-A」をGINZA SIXで購入して、フィルムも2本目が撮り切ろうとしている。

その場で撮った写真を確認することはできないし、フィルムをカメラ屋へ持ち込み、受け取れるのは数週間後。現像された写真をみると、レンズカバーをつけたままの真っ白な写真、絞り値の設定を忘れた失敗写真もあったりする。

そんな不便さが今は最高に楽しくて、もっと気軽にカメラを持ち出せて、簡単に取り出せるバッグが欲しくなってきたのだった。リュックだと撮影する際、毎回バッグを肩から外す必要があったからだ。

肩から外す手間を防ぐためにもバッグをかけたまま中身を取り出せるショルダータイプがいい

そして、あまり目立たないようなコンパクトな鞄が欲しかった。何でも入る大きなバッグは確かに便利だが、スナップ写真を撮るには大袈裟だ。

これらの要件を満たすバッグをランドセルでアッパー層に人気の「土屋鞄」でみつけたのだ。

土屋鞄のショルダーバッグ

質感やサイズを確かめるために、日本大通りにある横浜店へ。

お目当てのモノは「ナミ」というシリーズのスモールサイズのショルダーバッグ。素材が生み出す自然なフォルムが特徴のバッグだ。

デザインはシンプルだし、革の持つ表情が経年によって変化していき、愛着が増していくのも楽しみのひとつ。

それに僕のライカ機械式フィルムカメラ「M-A」とレンズ「ズミクロンM f2/35mm ASPH.」の組み合わせがご覧の通りすっぽり入る。

この薄いポケットは撮影時、レンズカバーを入れておくのに重宝しそうだ。

税込みで56,100円、これは自分史上、最高価格のバックであったが、コンパクトな見た目に惚れ込み購入することにした。

ベルトの長さは5箇所で調整可。

最初は取り回しが楽なように、ベルトの長さは一番短くセットしたのだが、ベルトが鞄の底からはみ出てしまった。

ひとつだけベルト穴をずらしたら、ちょうど良い長さに。

このフォルム、可愛いくないですか?

革と暮らす

新品のバックのため革はまだ硬く、表面もテカテカしている。これが使うほどに色艶が変化して、さらに身体に馴染む柔らかさになっていくらしい。

天然素材の革ならではの変化だ。
じんわりと使い込むという付き合い方。

本革は水に弱いという点には要注意だ。革に水がつくと、シミや水ぶくれ、型崩れなどの原因となる。防水スプレーを施して対策してするのが良さそう。

おまけ

鞄からすぐに取り出せるようになったので、ライカ純正のネックストラップは外すことに。
っとなると、大切なカメラを落とさぬよう、今度はハンドストラップが欲しくなってきた。

まだまだ呼び水の勢いは止まらない。