【バリ】浜辺でシーフードBBQ、イカンバカール

「一番思い出に残っているバリ飯は?」と聞かれて、迷わず答えるのはジンバランという地域のイカンバカール。

インドネシア語で「イカン」は「魚」、「バカール」は「焼く」を指すので、「イカンバカール」とは魚介類BBQ。

海辺という立地と、自分で魚介類を水槽の中から選べられるという体験が、思い出をより一層色濃くさせてくれます。

ジンバランの浜辺沿いにはイカンバカールのお店が抜きを連ねています。その中で、地元の方にも人気なのが「ガネーシャ・カフェ」というお店。

水槽の中には生きている蟹、海老、ロブスターが。

魚介類は量り売り。重量あたりの値段表があるので、明瞭会計。カードも使えるので、現金が足りなくなる心配もなし。

贅沢にロブスター、海老、イカを注文。

選んだ魚介類が手際よく運ばれて、炭火焼きにしてくれます。

自分で焼くBBQも楽しいけれど、持ってきてくれるのはナンダカンダ、ラクでいい。

ロブスター、ライムを絞って召し上がれ。シンプルな味付けを好むので、他の調味料はつけずとも、白いご飯がよく進む。

ジンバランのイカンバカールはサンセットも人気なのですが、僕が着いた頃にはすっかり日が落ちて真っ暗。

でも、暑さは和らぎ、ゆるい潮風が心地よく、耳をさざ波の音に委ねながら、バリの最後の夜を過ごすことができました。

おまけ

「ガネーシャ」というレストラン名はヒンズー教の神様の名前。

水野拓也さんの『夢を叶えるゾウ』という本の中でガネーシャという名の神様が登場してきたので、僕の中では親近感。

インドでは富の神様として崇められているということなので、僕も一礼してから、お店を後にしました。

店舗情報

ガネーシャ・カフェ
+62-361-703532
10:00 – 24:00