暑さに弱い僕と
人混みが苦手な奥様。
その2つの条件が重なるウルワツ寺院のケチャダンス。
多くの観光客で賑わうらしく、日が落ちる前から席どりをしないといけないので、寸前まで行くかどうか迷っていました。
ケチャダンスの公演はバリの様々な場所で行われているそう。中でもウルワツ寺院のケチャダンスはインド洋を背景に、サンセット時に行われるため、幻想的な旅情を味わうことができるとか。
ドライバーさんのオススメもあり、迷いを振り切り、いざ行くことに。歳を重ねると不思議なもので、派手なアクテビティーよりも現地の文化に触れたくなるようです。
断崖絶壁に位置するウルワツ寺院に着いたのは夕方5時過ぎ。入るや否や、ケチャダンスの会場へ直行。入場制限も行われることがあるため、早めに行くのが吉。時間がなくて、本堂を参拝できなかったのが悔やまられる。
会場に入ると既に人だかり。
風通しの良い高い席に腰を下ろしました。
6時くらいから公演スタート。
楽器を一切使わないケチャダンス。上半身裸の男性達が「ケチャ、ケチャ、ケチャ…」と地声でリズムを刻みます。ケチャダンスは舞踏劇に分類されるそう。
ストーリーは政敵に追いやられ、その政敵にさらわれた女性を助けにいくというもの。1時間弱の公演ですが、途中で飽きないように、観客への絡みがあったりと伝統芸能というより、エンターテイメントショーを観てるような感覚。
サンセット時には聞いていた通りの、幻想的な風景が目の前に広がります。
暑かったけれど、
その分、そよ風が心地良く感じられたこと。
人混みは苦手だけど、
その分、多くの方と風景を共有できたこと。
感動するちょっと手前には
いつも、ちょっとした「窮屈さ」や「辛抱」がつきもの。
ウルワツ寺院
おまけ
ケチャダンスの様子が分かる40秒程度の短い動画です。
よかったら、少しでも雰囲気を味わってくださいね。