旅行で何が一番苦手かと言うと、お土産探し。
相手の喜ぶ顔を想像して買うのだけれど、旅のハイテンションの勢いで選んだお土産は失敗してしまうことも多々ある。
それでも、せっせとトンチンカンなものを懲りずに持って帰ってきてしまうのは、高校の修学旅行で訪れた長崎のカステラのお土産のよき思い出。美味しいと言いながら食べてくれた祖母を思い出します。
ジェンガラ本店はバリにあり
ジャカルタに来るまで知らなかったジェンガラ・ケラミックという陶器のブランド。そもそも、陶器というものに関心を寄せるようになったのは、大人になり、陶器の贈り物を頂いたり、贈ったりする機会があったから。また、焼き物の街で育った奥様の影響ももちろんある。
ジェンガラはバリ特有の自然を彷彿とさせるデザインが特徴の陶器。そのジェンガラ本店がバリにあるということで足を伸ばしてきました。
何度も車で通り過ぎていて、美術館だと思っていた場所が実はジェンガラ本店。
店内も美術館のように、ほのかな光りが差し込む綺麗な店内。
ジェンガラと言えば、この緑色の陶器。葉、竹を想像させる色と柄が特徴と勝手に思ってる。
緑色の他にも青や白の爽やかな印象の陶器や温かみのある暖色系の陶器。季節によって使い分けても面白そう。
僕の好きな黒色の陶器もある。重厚感の感じがやっぱりいい。
食器以外にも、シャンプーボトルに、花瓶等、たくさん。
これは牛乳パックを陶器で再現したものだよね?触るまではその重さと硬さに気付かない代物。
1枚だけでなく、重ねることで置物としての存在感が増すデザイン。
可愛いゾウたち。バリはヒンズー教の方が多いから、インドゾウに違いない。
ひと目で気に入った葉っぱのモチーフのお皿をお土産として購入。
不思議なことに、お皿の印象で料理の印象もグッと変わる。このお土産のお皿の上にどんな料理が並ぶだろう。きっと、喜んでくれるに違いない。
旅行に出かけた人と待っていてくれる人とを繋ぐお土産。カンタンに世界中のモノが手に入ってしまう時代でも、お土産の習慣はなくしたくないなぁ。