仕事も勉強もスポーツも、どれだけ集中して取り組んだかで、その成果は大きく変わる。
こんな当たり前なことを表層的な言葉の意味だけでなく、その本質をやっと最近にして理解できた気がします。
僕の過去を振り返ると、
- だらだらと勉強して臨んで、中学受験。
- 練習に意味を見出すことなく、ただ、こなすことを目的にしてしまっていたサッカー部の練習。
- 仕事の量ばかりに追われて、夜遅くまで、土日もフル出勤の単身赴任時代。
頑張ることは大事。でも、その方向性が間違っていたら、単なる時間と労力の無駄になってしまう。
いかに集中して、物事に取り組むか。
デキル人とデキナイ人の差は、集中の濃度の差として、如実に表れるのではないかと最近思います。
重要性を理解したところで、次にぶち当たるのが
「如何に集中を切らさずに続けるか」
ということ。
学校の授業システム
振り返ってみると、学校の授業時間は50分ぐらいではないかと思います。これって、人の集中力が続く現実的な時間。仕事においても、時間を区切って取り組むことで、集中の密度を濃くすることができます。
また、テレビでクイズ番組を観てた時のこと。出演者のオリエンタルラジオの中田さんがこんな事を言っていました。
英語の勉強をして集中力が切れたら、休憩するのではなく、気分転換に世界史を勉強する。
この発想、まさに天才。そして、同じように学校の時間割には生徒たちに学び続けてもらうためのシステムが備わっていたのです。
学校の授業だけで理解してしまうクラスに必ずいるタイプのあいつは、授業時間と時間割のリズムに上手くのって集中していたに違いない。
仕事は世界史から英語のような範囲の広さはないけれど、メール処理、他部署との調整業務、顧客対応、下調べ、単純入力作業などいろいろとあると思います。
例えば、50分集中して下調べに取り組んだ後に、積極的に他部署へと電話かけて調整業務を行う。このように業務のタイプを移行することで、気分転換もできるし、仕事の進め方にもリズムが生まれてくると思います。
とは言え、いつもその前向きなスパイラルで仕事ができることばかりではないのが現実。
溢れんばかりのメール受信ボックス、他部署からの高圧的な要求、顧客からのクレーム、理解難易度の高い話、膨大すぎる情報処理量。。。
そんな時に少しでも前向きに気分転換する方法がないか日頃から模索しています。
やり始めて没頭すれば勝ち馬なのですが、なかなか一歩が踏み出せない。そんな自分を後押しする何かを求め続けてました。
こういう時に喫煙者が少し羨ましいです。なかば、喫煙休憩はほぼほぼ認められている権利だから。
喫煙室でのちょっとした会話から、ビジネスのアイデアが浮かぶといった美談はよく聞く話です。
コーヒーでホッと一息
缶コーヒーやインスタントもいいですが、気分を最大限に転換するには、ドリップ感覚を味わうことができる、ちょっぴり、リッチな一杯を味わうに限ります。
やはり、ここでもお世話になるのがスターバックス。このオリガミコーヒーを使えば、給湯室がスターバックスへ。
最近はまっているのが、スイス産のRICOLAドロップス。甘すぎず、ちょっぴり、スーッとしていいです。
2つのテイストを常備して、切り替えることで、気分転換効果をさらに引き上げます。
集中できない時って、意識が散漫している状態だと思います。こんな時は、ハンドクリームを指の先端へと丁寧に塗布する。
こうすることで、散漫していた意識が1つの点へと向かい、ハンドクリームで手を労わり、香りでリフレッシュしつつも、再び、カッと集中態勢に入れます。
ハンドクリームは特にこだわりはなく、イタリア出張の際にホテルにアメニティとして置いてあったハンドクリームを持ち帰って使っています。
さぁ、仕事も勉強もスポーツも本気で頑張ろうじゃないか。