【京都】改修中の清水寺と木製の足場。

京都に着いて、真っ先に向かったのが清水寺。

なぜなら、今回の京都旅行の目的のひとつである、「スターバックス・京都二寧坂ヤサカ茶屋店」があるから。

カフェ休憩の前に、まずは参拝。

この日は桜とGWの谷間の時期、観光のハイシーズンを外しつつも、過ごしやすい、絶好の京都に観光日和。

着いてから知ったのですが、清水寺の本堂は改修という事実。

外観は違えど、御利益は変わらない。
健康と安全祈願の参拝と絵馬を奉納。

本来の姿ではない清水寺で、特に目を奪われたのが、景観を極力害さないようにと配慮された木製の足場。

どこまでが本当の支柱で、
どこまでが改修用の足場なのか、
ぱっと見では分からない程、溶け込んでいる。

鉄製の足場が主流の今日、珍しい木製の足場にうっとり。

解体された後の、木製の足場はどこへ行くのだろう。

以前、訪れたお洒落なカフェの床材として、工事現場で使われていた木製の足場が敷き詰められていました。

豪雨の日も、強い日照りの日も耐え続けた、作り物ではない独特の年季が、普通のフローリング材とは異なる雰囲気をカフェへもたらしていました。

鉄もコンクリートも丈夫で優れた材料だけど、やはり木の独特の温かみに惹かれるものってありますよね。

はるばる訪れた清水寺。

改修中でも残念感はなく、むしろ、改修が必要な程、そこにあり続けた歴史を感じることができたのは、紛れもなく、木製の足場のおかげだったのだろう。