黒川温泉で一番楽しみにしていたのが、温泉街からすこし離れにある「帆山亭」での宿泊。
温泉街近くの宿も便利でよいけれど、さらに静寂を求めて、さらに山間へ、さらに黒川温泉の上流へ。
チェックインの際に出してもらった梅酒。暑い日だったので、冷たいドリンクは嬉しい。お酒だから、なおさら嬉しい。
客室
今回、「かんあおい」という部屋に宿泊しました。
部屋は和室と洋室の2つ。
ほとんどの時間を洋室で過ごしました。天井の吹き抜けの天窓から差し込んでくる光が気持ちよい。
部屋の窓からは筑後川の源流となる川が流れており、鴨の親子が餌探しに夢中になっている愛くるしい様子も目にすることも。
宿全体の露天風呂の他に、それぞれの部屋に内風呂と露天風呂がついています。天候に左右されることなく、誰にも邪魔されることなく、ゆっくりと湯に浸かることができる。
夕食
夕食は離れの棟にて。
夕飯は食前酒、前菜から始まる懐石料理。
宿の人も自覚する程、少し大袈裟なお造りの盛り付け。
こんなに新鮮な馬刺しはなかなか食べられないのではないでしょうか。
農作業に使う鍬の先端を使った鍬の焼き。
締めのご飯、味噌汁、お新香。これが一番嬉しかったりする。
朝食
朝からこれだけの品数を取れるのは宿の朝食ならでは。よい朝食は、よい一日の始まり。
最後の最後まで
朝食後、チェックアウトまでの時間、
宿の露天風呂に入ったり
温泉卵を食べたり
部屋で本を読んだり
最後の最後まで、思い思いにゆっくりと過ごすことができました。