ハワイは二度行きたくなる。
「深夜特急」の著者である沢木耕太郎氏が世界中を旅してきて、最終的にどこが一番よかったかという質問に対する回答がハワイ。
「みんな違って、みんないい」みたいな回答がてっきりくると思っていた読者の僕としては、拍子抜けた気分であったが、それほど、ハワイは魅力的な場所であるということ。
ミーハーから旅通の人まで皆から支持されている場所、ハワイ。日本人にとっては行かずとも、テレビや雑誌などでも取り上げられたり、ハワイで人気のショップやカフェが日本に上陸したりと、話題にあがることが多い。
そんな精神的な親近感とは裏腹に、ハワイは太平洋のど真ん中にあり、思っている以上に遠い。
ハワイへの飛行機での所要時間は約6時間半から7時間強。日本へ戻る際は8時間から9時間半ほどかかる。
きっとこの移動時間もハワイが愛される理由のひとつなのかもしれない。日常と非日常の間。
パンケーキ、ロコモコ、ステーキ、ときどき、ラーメン。
青が突き抜けている空。
ひとりで来てもいいし、
友達同士でもいいし、
夫婦や家族連れで来てもいい。
学生時代でもいいし、
社会人になってからでも、
新婚旅行でも、
定年後でもいい。
マリンスポーツを楽しみたい人も、
買い物をしたい人も、
何もせずゆっくり過ごしたい人でも。
ハワイは万人を受け入れてくれる。
次の長期休暇、ハワイを再び候補に入れたい。
深夜特急 1 /新潮社/沢木耕太郎
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