【浅草】浅草寺と銀座ブラジルのモーニング、ライカM-Aフイルム写真での記録

梅雨の小休憩で、よく晴れた日の平日。

せっかくの晴れ間、普段というか、ここ十年間で訪れてなかった、人情とおもてなしの街、浅草へ。
京急線でノコノコと通勤のサラリーマンと一緒になって上京。

リリー・フランキーの「美女と野球」というエッセーへ夢中になっていたせいか、「浅草橋」という車内アナウンスが鳴り響いて、反射的に飛び降りてしまった。

通い慣れてますよという顔付きで地上へあがってから気づいたのだった、「なんか違う」と。そう、京急線には「浅草」と「浅草橋」という駅が存在し、2駅離れているのだった。

改札を通り抜けて電車に乗り直すのは負けた気がするから、そのまま徒歩で浅草寺へ。

浅草寺に到着した時点で既に息があがってしまっていた。そこで、参拝前ではあるが、昔からある銀座ブラジルという喫茶店で、休憩とモーニングを兼ねることに。

店内は涼しくて快適だったのでホットコーヒー、そして定番のカツサンドをオーダー。
常連のお客さんが次々と来店して、店員さんと世間話を始めるという、映画のようなシーンで溢れていた。

名喫茶で呼吸を整えた上で、再び、浅草寺の門をくぐり抜け、参道へ。

平日の午前中という時間帯のせいなのか、参道沿いのお店もシャッターが閉まっているところが多かった。

オリンピック前だというのに、びっくりするぐらい人がいない。

参拝を終え、次は銀座へ足を運ぶのであった。

本記事のフイルム写真

Leica M-A
Summicron M f2/35mm ASPH.
Kodak Color Plus 200
KJイメージング