目覚ましをかけずに起きる朝ほど贅沢なものはない。そして、目覚めると、ここは芸術の都・フィレンツェと自分に言い聞かせる。
今日は土曜日。残っている仕事は日曜にやることにして、今日は思いっきり休もう。
ホテルで朝食とカプチーノを頂く。
そして、あてもなく散歩に出かけることに。以前、フィレンツェには嫁と旅行にきたことがあったので、必死になって観光名所を回る必要はない。
さて、どこへ行こうかと思いながら、ホテルを出ると、何やらラッパの音が聴こえてきた。
導かれるが如く、音がする方へ吸い寄せられると、そこには伝統衣装を身にまとった人たちの集団が。
クリスマス前だから特別な行事なのか。再び、歩き出すと今度は市場のある空間に出る。
革製品がたくさん。そう、フィレンツェは革製品で有名な地。
よく手にとってみてみると、デザインはシンプルだし、柔らかい革で、使い勝手がよさそう。小物入れぐらいだったら、買ってもいいかなと思ったけれど、たくさん既に持ってるからやめておこう。
嫁へのお土産にフィレンツェのマグネットを買うことに。我が家ではこのご当地マグネットを収集中。
この市場のところに、ぶたちゃんの像があるのですが、日本の女子大生がしきりにコインを食べさせようと頑張っている。何かご利益があるのだろうか。
みんなに鼻先を触られているせいか、ピカピカ。僕もとりあえず、なでなで。
買い物を楽しんでいると、再びラッパの音がして、こちらに近づいてる気配を感じる。
先ほどの方たちが行進しているようだ。また再会できてよかった。
それにしても、イタリアの女性は綺麗。
市場を抜けて、ミロのヴィーナスが展示されている有名なウフィンツ美術館を通り抜け、
ディズニーシーでも再現されているヴェッキオ橋へ。
そのまま川沿いを歩き、
世界最古の薬局のサンタ・マリア・ノヴェッラへフレグランスを買いに行くことに。
【フィレンツェ】美術館のような世界最古の薬局サンタマリア・ノヴェッラでアロマフレグランス探し
コーデコロンを手にした後は、お腹を満たしに、市場へ名物キエナ牛のハンバーガーを食べに。
ご覧の通り、市場は大盛況。
ちょっと並んだ後にチーズバーガーにありつく。ハンバーガーに目がない特派員。
この後、小雨がパラついて寒くなったので、ひとまずホテルに戻ることに。
そして、夜の散策に向けて、休憩するのであった。
フィレンツェ出張を周りに話すと、いいなって言われるが、思った以上に東洋人の僕はクリスマス前のフィレンツェの街並みに溶け込むことが出来ずに、浮いている。