急ですが、これまで撮影した写真や動画のデータ整理ってどうしていますか??
僕はこれまである程度、多くの人がそうしているように旅行などのイベントごとにフォルダを作成して写真を保存してきました。しかし、フォルダがハードディスク内のいろいろな所にあったりして、一元管理とは程遠い状況でした。
さらに、最近、さまざまなデバイスにカメラが搭載された結果、写真データがいたるところに散在してしまってました…撮ったはいいけど、放置していて、それらの整理は半ば諦めていませんか!?僕もそうでした…
写真・動画データの一元管理体制を築こう!!
せっかく撮っても簡単に見返せないんじゃ意味ないなと思い、自分なりの写真・動画データの一元管理法を検討し、休日を利用して一気にやりとげました。
はっきり言って、地道です。裏ワザとか一切使いません。ってか、僕賢くないので使えません。
長い道のりだったので、ココにその足跡を残しておきます。
まず、僕の実行した一元管理には大きく括ると、“整理”と“運用”の2つのアクションが必要です。
ここでいう、“整理”とは
これまで(過去)の写真・動画データを収集し、一元管理できるようにまとめること。
また、“運用”とは
これから(未来)撮影するであろう写真・動画データを一元管理している仕組みに取り込むこと。
まずはいかに過去の写真・動画データを“整理”したのか紹介したいと思います。
(運用方法に関しては別記事を投稿予定デス。)
過去の写真・動画データを整理しよう!!
まずは僕の環境についてオサライです。
一元管理メインPC | : Laptop PC (Windows 7) |
撮影デバイス | : コンデジ/一眼レフ/iphone5/ipad mini |
閲覧デバイス |
: Laptop PC/iphone5/ipad mini |
全体構成
僕が考案した一元管理の構成は以下の2つに分類できます。
・データの保存箇所として、通常のPCのハードディスクに保存する
かっちょいいソフトウェアを使って、整理できたらクールだと思ったのですが、やっぱり、なんだかんだいって、この方法が一番堅実でいいのかなと。ほら、慣れないソフト使って、間違えて消したり、取り返しのつかないことになったら嫌じゃないですか。
・データの閲覧方法として、写真はFlickerを、動画はYouTubeを利用する
モバイル機器から閲覧できるようにデータは十分な容量を有するオンラインサービスにアップロードしました。このFlickerやYouTubeのよいところは写真データを圧縮せずにアップロードできる点です。いずれにせよ、オンラインにアップロードする際は公開範囲の設定には注意です。
整理のための独自適用ルール
僕が独自で勝手に制定したルールは以下の2つです。
・フォルダは3階層までとスベシ
階層はあまりに深いと複雑になるし、逆に浅すぎると十分に分類できなくなります。そこで、バランスをかんがみて僕が至った結論は第3層まで。フォルダを第3層までにとどめ、画像や動画のデータは第4層目に格納します。
第1階層は”写真”と”動画”の2つのフォルダのみとします。
思い出は一緒なので、写真と動画のデータを同一のフォルダで管理しようと最初は思っていました。しかし、データ量、鑑賞方法、編集方法の特徴から、その後の活用方法が異なってきて、のちのち支障をきたすような気がして、念のため分けました。
どうしても、統合したくなったら、そのようにするのは容易いですしね。
第2階層はカテゴリ(会社の同僚/大学の友人/高校の友人など)ごとにフォルダを用意します。まだ、写真や動画データをこの階層に置いてはなりません。
第3階層はイベント(多摩川でのBBQ/京都旅行/中華街食べ歩きなど)ごとにフォルダを用意します。そして、このフォルダ内に写真や動画データをそれぞれ格納します。
・第3階層のフォルダ名は”撮影日時”+”第2階層名(カテゴリ名)”+”イベント名”に統一スベシ
例えば、
”20131216_会社_代々木公園でのBBQ”
代々木公園でBBQしていいのかわかりませんが…。笑。
日にちを先頭にすることにより、エクスプローラ上からフォルダ作成の日時に関係なく、名前の順で時系列に並べることができます。これは後から振り返るときに、とても便利です。
イベント名は後からみたときに、あっ、あの時ね!!と振り返りやすいような具体的な名前がいいと思います。
ルール厳守で写真データを再整理!!
この上記の2つのルールを徹底して守り抜き写真を整理していきます。はっきりいって、この作業は大変です。中途半端な覚悟で取り組まない方がいいと思います。僕の場合、写真データ容量は32GB、13,693ものデータを322のフォルダで分類してまとめあげました。
大変でしたが、整然と整理されてて気持ちいい。笑。
整理後のハードディスクデータのFlickerへのアップロード
(動画データのYouTubeへのアップロード方法は別記事で報告予定デス。)
Flickerへのアップロード作業は上述の整理に比較するとラクです。
Flickerの使い方の説明は”今だから始めよう!flickrの基本的な使い方・写真整理のコツをまとめて紹介します。/ NUMBER333.org”の記事を参照下さい。非常に丁寧に解説されています。僕もこの記事を参考にさせて頂きました。
a. Flickerにサインインする。(FacebookやGoogleのアカウントでも可)
b.トップバーの”Upload”をクリック
c.ブラウザ上にアップロードしたいデータを放り込む(ただし1度に200個まで)
d.サイドバーの”Add to sets”を選択しする。
e. アップロードが完了したら、次に、第2階層で分類した”カテゴリ”ごとにCollectionを作成します。セット名にはハードディスクの第3階層のフォルダ名を入力し、”Create a new set”、”Creat Set”、”Done”の順で クリック!!
f. アップロード前にサイドバー右下のOwner settingsで公開範囲を確認する。僕の場合、他人に公開することなく、自分だけが閲覧できるように設定しました。公開範囲を確認後、右上の”Upload XX Photos”、”Upload To Photostream”をクリックして、アップロードする!!
g. アップロードしたセットごとの写真をCollectionに分類して整理します。そうです、Collection名は第2階層のカテゴリと同一にします。Collectionsの詳しい設定方法は先ほどの、今だから始めよう!flickrの基本的な使い方・写真整理のコツをまとめて紹介します。/ NUMBER333.org”の記事を参照下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?相当な根気と忍耐力必要です。
僕は過去の写真データを整理するのに丸3日はかかったかと…
ただ、Flickerにアップロードする時間には他の作業ができるので実質的には2日ぐらいかな。
僕の方法は労力もかかりベストともベターとも言えませんが、一度、確立してしまえば、その後の管理で手間暇をかけることなく、一元管理できちゃって便利ですよ。
動画データのYouTubeへのアップロード方法はまた別記事にて紹介したいと思います。こうご期待を!!