これまで、小回りの利くスーツケースとして、ポーターの23リットルのスーツケースを使っていました。
1泊2日の国内出張から長期の海外出張まで幅広く使い続けた愛着のあるスーツケース。
ただし、23リットルというスーツケースの容量は実際に使ってみると状況によってはギリギリのサイズ。
例えば、インドネシアのような常夏の国から真冬のヨーロッパへ行く際には、
防寒着を詰めなくてはならないし、
帰りのお土産を入れるスペースも考えなくてはならない。
そして、先日、荷物を最小限に抑えることばかり優先したため、必要な薬や防寒着を持ち込まずに風邪をひいてしまうという痛い目にあいました。
【フィレンツェ】風邪で寝込むことに。次回から気をつけたい7つのこと
健康があってこそ、仕事できるし、観光できるし、感動したり、笑ったり、他の人への気配りをすることができる。
スーツケースの余裕は気持ちの余裕。
そこで、もうひと回り大きいスーツケースを気長に探してました。
たまたま出張で訪れていたフィレンツェのホテルの隣にスーツケースで有名なリモワの直営店がありました。
リモワ の芸能人御用達のメーカーというミーハー魂に背中をスッと押され、お洒落な店内に吸い込まれることに。
そして、店内を見渡していると、45リットル容量のトパーズ・ステルスというモデルが段々と気になり出しました。
これまで使用していたポーター・スーツケースの2倍の容量でありつつも、見た目は小型スーツケース感を醸し出しており、とてもスタイリッシュ。
価格は859ユーロ。高品質のドイツ製。3週間ほどフィレンツェに滞在していたのですが、最終日、思い切って購入することに。
色はビジネスシーンにも合うブラック。特にマット感のある色に惹かれました。
ブラックはドレスライクな雰囲気を醸し出すので、スーツにもよく合いそう。
素材はジュラルミン合金で高剛性を持つのが最大の特徴。けれど、その分、重たいのが難点。
しかも、ジュラルミン合金の上からペイントを施しているため、傷が付くと、本来のジュラルミン合金の銀色が剥き出しになり、傷が割と目立つそうです。
この傷がトパーズシリーズの味になると言われているのですが、なるべく綺麗な状態で使い続たいと思っている僕にとってはデメリットでしかなく、購入の最後の最後までネックになっていました。
傷の目立ち、重量、値段等がネックになって、散々悩みました。
結局、決め手は鍵のガチャガチャという施錠のギミックというか感触の一点惚れ。
結局は映画のワンシーンのように
ガチャ、ガチャ、
パカッ、スッ、バタン、
パチン、パチン
とやりたいだけなんです。
僕のリモワ のトパーズ・ステルスに惹かれた理由は結局のところ、擬音語で語れちゃうものだったんです。
備えあれば憂いなし。
スーツケースの容量に余裕が出来たので、これからは
「必要なモノは詰めていく」
という当たり前を実践できそうです。
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